国交相「造船業再生の手がかり」

建造中の大型アンモニア燃料船を視察し、記者団の取材に応じる金子国交相(中央)=19日午後、熊本県長洲町

 金子恭之国土交通相は19日、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の有明事業所(熊本県長洲町)を視察した。建造中の大型アンモニア燃料船について「日本の造船業の再生に向けた手がかりになる」と記者団に述べ、船舶の建造量などで中国や韓国を下回る現状の挽回に意欲を示した。

 JMUが建造しているのは、アンモニアを燃料とする国内初の大型船で全長180メートル。11月の完成を予定する。政府は、温室効果ガスの排出を抑えたアンモニア燃料船など次世代船舶の開発や建造を支援している。金子氏は「脱炭素や成長戦略の観点から意義がある」と強調した。

 国内建造量は減ってきており、国際シェアも縮小して中国や韓国に後れを取っている。

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