小泉進次郎防衛相は17日の記者会見で、陸上自衛官が自民党大会で国歌を歌唱したことについて、自身へ出席に関する情報が上がっていれば「別の判断もあり得た」と述べた。一般論として自衛官の政党行事への参加は個別具体的に判断されるとし、出席を止める可能性があったとの認識を示した。
自衛隊法違反には当たらないとの考えを重ねて示した上で「法的な問題と、政治的に誤解を招くようなことがないかというのは別問題だ」とも語った。自衛隊の活動に対する国民の理解を得る観点からも「今後は幹部への報告や関係部署の情報共有を徹底する」とした。
小泉氏は党大会当日の12日、自身の交流サイト(SNS)に歌唱した自衛官と写った写真を投稿。「誇りに思う」などと書き込んだが、後に削除していた。投稿の際に政治的中立への問題意識があったかどうかを問われ、防衛省として服務上の問題がないとの判断があったことを「その場で確認した」と説明。事実関係をさらに精査するため削除したと述べた。