2020年に宮城県立高の女性教諭=当時(32)=が自殺したのは、上司の男性教諭によるパワーハラスメントが原因だったとして、女性の両親が13日、県に約1億円の損害賠償を求めて仙台地裁に提訴した。
訴状などによると、男性教諭は他の職員がいる会議で女性に執拗な指摘をしたり、「人として如何なものか」「正直イライラします」などと書いた手紙やメモを女性の机に繰り返し置いたりして業務上必要かつ相当な範囲を超えて精神的苦痛を与えたとしている。
県教育庁は昨年7月、男性教諭の行為がパワハラに当たると判断し、当時の校長らにも指導や情報共有などを怠った重大な過失があったとの検証報告書を公表した。