沖縄の金融史学んで顧客支援を

沖縄県公文書館で研修を受ける琉球銀行の新入行員ら=13日午前、沖縄県南風原町

 琉球銀行は13日、2026年度の新入行員約70人を対象に沖縄の金融史を学ぶ研修を実施した。沖縄は1972年の本土復帰まで米軍統治下で、高度経済成長に乗り遅れたとされる。地域の事情への理解を深めることで、顧客のニーズに寄り添った金融支援を促す狙いがある。

 研修は沖縄県公文書館(沖縄県南風原町)で開かれ、大阪経済大の小谷融名誉教授(経済学)が講演した。小谷氏は、戦後の官民挙げての「貯蓄増強運動」が本土に比べ見劣りした結果、高度経済成長期の沖縄の銀行は資金が乏しかったと指摘。銀行乱立による過当競争などで、貸付限度額も小さく「企業が求める満足な融資ができなかった」と解説した。

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