【イスラマバード、ワシントン共同】米国とイランの戦闘終結に向けたパキスタンの首都イスラマバードでの協議は12日、合意に至らずに終了し、双方の代表団は帰国の途に就いた。米代表団を率いたバンス副大統領は協議終了後「核兵器を開発しないという意思が見られない」とイランを批判。イランメディアは、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡などを巡り意見の隔たりがあったと伝えた。
11日からの協議で、バンス氏は「米国はかなり柔軟に対応したが、進展しなかった」と話した。「必要としているのは、イランが核兵器を追求せず、速やかな取得を可能にする手段を求めないという確約だ」と強調。イラン代表団を率いたガリバフ国会議長は12日、Xで、米側が「われわれの信頼を勝ち取れなかった」と主張した。
米国は海峡の即時開放を要求しているが、米CNNテレビによると、イラン関係筋は協議継続のための「共通の枠組み」に合意するまで海峡の状況は変わらないと強調した。バンス氏は「協議は21時間にわたり、トランプ米大統領とたびたび連絡を取り合っていた」と述べた。