2022年に広島県立中2年の男子生徒=当時(14)=が自死した事案があり、県の第三者調査委員会は12日、学校側の不適切な対応が一因だったとする調査結果を公表した。教員が大量の課題を課したり、課題の提出遅れを叱責したりした一方、必要な支援はしていなかったと指摘した。
報告書によると、生徒は中学進学後、大量の課題をこなさなければならなくなり、教員の厳しい指導も加わってストレスを抱え、抑うつ状態に。楽しみにしていた部活動の継続も危ぶまれるようになるなど複合的な要因があり「危機的な心理状態に至ったと推測される」とした。
再発防止策として、学校から独立した相談窓口の設置や、事案発生後の適切な調査実施などを提言した。