月周回の飛行士4人に熱烈な歓迎

帰還を歓迎するイベントに登壇した船長のワイズマン飛行士(右端)ら4人=11日、米南部テキサス州ヒューストン(AP=共同)

 【ワシントン共同】宇宙船オリオンで月を周回し、人類による最遠飛行の記録を56年ぶりに更新して地球に帰還した米国とカナダの飛行士4人が11日、活動拠点のジョンソン宇宙センターがある米南部テキサス州ヒューストンに戻った。「おかえり」。宇宙センター近くに設けられた会場に4人が登壇すると、待ち受けた家族や同僚飛行士、米NASA職員から熱烈な歓迎を受けた。

 船長を務めたワイズマン飛行士は「宇宙にいる間は、ただ家族や友人の元へ帰りたいと願うばかりだ。地球という惑星に存在することは特別なこと」、グローバー飛行士は「自分たちが成し遂げたことをまだ理解できていない」とそれぞれ感極まった様子で話した。

 「4人の成果は永遠に記憶されるだろう」。NASAのアイザックマン長官は4人の労をねぎらった。ワイズマン飛行士が以前、4人による月周回が今後の有人探査によって更新され、いずれ忘れられることを望むと発言したことを念頭にしたあいさつだ。

 4人は1日にオリオンで月へ出発。10日にカリフォルニア州沖に着水した。

最新記事
ロシアの停戦違反約2300件とウクライナ
広島中2自死「学校側対応一因」
「米国が信頼勝ち取れず」とイラン国会議長
山中に靴、不明男児の物か
中2自死は学校側の対応が一因と報告書指摘