自民結党70年で新「ビジョン」

高市首相との会談のため、首相官邸に入る自民党の鈴木幹事長(左)と萩生田幹事長代行=10日午前

 自民党は10日、第93回党大会を12日に控え、結党70年に合わせた新たな「ビジョン」を発表した。党是の憲法改正について「今後30年のわが国の安全保障を考える上でも、これまでになく死活的に求められている」と強調。皇統の歴史と伝統の継承が「基本的使命であり、多くの国民の希望だ」と位置付けた。

 ビジョンは、自民が「責任ある積極財政」により、強い経済を再構築する経済政策を展開していると言及。「経済の成長を実現させ、持続可能な社会保障を維持することこそ、議会制民主主義の最も基本的な役割だ」と記した。

 また「政治とカネ」問題を念頭に「信頼を損なう事態を招いたことについて、謙虚な反省の上に立ち、政治の信頼を高めていく」とした。自由闊達な議論と、現実的結論への意見集約によって「多様な民意を代表する国民政党として存続することができた」と党の歩みを振り返った。

 新ビジョン策定本部の斎藤健座長は10日、党本部で記者会見し「ビジョンを多くの関係者や議員に読んでほしい」と述べた。

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