名古屋高裁の手嶋あさみ新長官(63)が10日、名古屋市で就任の記者会見を開いた。民事裁判手続きのIT化を実現する改正民事訴訟法が5月に全面施行となることに関し「円滑な移行に全力を尽くし、より良い司法サービスを提供できるように取り組みを進めたい」と述べた。
民事裁判の判決をデータベース化する新法が昨年公布されたことにも言及し「十分に活用できるようになると、法自体が国民にとって身近になる」と強調した。
東京都出身で、1991年に東京地裁判事補となった。約20年前に名古屋高裁判事を務めており、当時の名古屋の印象を問われ「堅実な土地柄に感銘を受けた」と語った。その後、東京高裁部総括判事や司法研修所長などを歴任した。