高市早苗首相は9日、広島市の松井一実、長崎市の鈴木史朗両市長と官邸で面会した。両氏は、11月から米国で始まる核兵器禁止条約の第1回再検討会議へのオブザーバー参加と、条約の署名、批准を要請。首相は「厳しい安全保障環境も考えなくてはいけない」と述べ、明確な回答を避けた。面会後、両氏が記者団に明らかにした。
両氏は、今月27日から開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議でも、唯一の戦争被爆国として主導的な役割を果たすよう求めた。首相は「核兵器のない世界」に向け「核兵器国と非核兵器国の双方が納得できる成果を出せるよう取り組む」と伝えた。