隈研吾さん、英美術館の新棟設計

隈研吾さん

 英ロンドンの世界的な美術館ナショナルギャラリーは8日までに、新たに建設する展示施設の設計者として建築家隈研吾さん(71)の建築設計事務所を中心とするチームを選んだと発表した。

 新棟の設計案は、隈さんの事務所が英国の二つの建築事務所と共同で提案。国際コンペを経て最優秀案に選ばれた。同館の歴史的な外観などに配慮したデザインであることから評価され、満場一致で選出されたという。

 新棟の建設は総額7億5千万ポンド(約1600億円)を投じる大型プロジェクトの一環で、20世紀以降の作品を展示する。

 隈さんは同館を通じて、「ナショナルギャラリーのコレクションは人類の至宝で、責任を感じている。最大限の配慮と謙虚さを持って臨みたい」とコメントした。

 隈さんは2021年東京五輪・パラリンピックの会場となった国立競技場の設計を手がけたことで知られる。ナショナルギャラリーは1824年に開館し、ダビンチ、ベラスケス、ターナー、ゴッホら西洋美術を代表する画家の作品を多数所蔵している。

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