【上海共同】中国で社員に代わって業務をこなす「AI(人工知能)エージェント」が脚光を浴びている。パソコンを24時間対応で動かすことが可能となり、業務効率の飛躍的な向上が期待できるためだ。ただ個人情報や資金の流出リスクがあることから当局が警戒を強め、ブームが一巡したとの見方もある。
中でも注目を集めるのが、オーストリアの開発者が昨年公開した「Open Claw(オープンクロー)」。質問に答える「生成AI」と異なり、日常的な言語で指示するだけでメール処理やデータ収集といった作業をしてくれる。
中国メディアによると、今年3月初めに使い始めた江蘇省南京の企業の男性は、約1週間で満足のいくレベルに到達したという。三つのプログラムを駆使し、教材や表の作成、顧客対応などの業務を任せている。
オープンクローはロゴマークから「ロブスター」の愛称で親しまれ、インストールして仕事を覚えさせることが「ロブスターを飼う」という流行語になった。