イランで拘束のNHK支局長保釈

東京・渋谷のNHK放送センター

 日本政府関係者は7日、イランで1月に現地当局に拘束されたNHKのテヘラン支局長が保釈されたと明らかにした。出国はできないが、首都テヘラン市内で保護されており、健康に問題はない。テヘランのエビン刑務所に収監されていた。関係者によると、支局長は治安に関する罪に問われており、今後裁判になる見込み。日本政府は帰国を認めるようイラン政府に求めている。

 木原稔官房長官は7日の記者会見で、実名を伏せた上で拘束されていた邦人が現地時間6日に保釈されたことを確認したと明らかにした。駐イラン大使が面会し、健康状態を確認した。イランではNHK支局長を含め邦人2人が拘束され、うち1人は既に解放されて3月に帰国している。

 米イスラエルによるイラン攻撃以降、茂木敏充外相が3度にわたってアラグチ外相と電話会談し、解放を要求。日本政府関係者によると、アラグチ氏に加え、セアダット駐日イラン大使が2人の解放に向けて政府内で働きかけていたという。

 エビン刑務所には多数の政治犯が収監されている。

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