和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社で、春の例大祭(13~15日)を彩るカラフルな菊の造花「挑花」作りが進み、地元婦人会の有志が6日までに約600本を完成させた。
挑花は白、赤、黄の3色で、無病息災などの御利益があると伝わる。婦人会の有志8人が3色の紙を直径約15センチの花びらの形に切り、数枚を重ねて竹製の棒に丁寧に付けた。15日の渡御祭で氏子が挑花を挿した木製の鉢を担いで練り歩く。
婦人会の会長笹野みよ子さん(76)は「戦争のない平和な世界になるよう心を込めて作った。笑顔で暮らせる世の中になればうれしい」と話した。