ツシマヤマネコ「回復傾向」

長崎県・対馬で撮影されたツシマヤマネコ=2025年6月(環境省対馬自然保護官事務所提供)

 環境省は2日までに、長崎県の離島・対馬にのみ生息する絶滅危惧種のツシマヤマネコについて、2020~24年度に調査した結果、南部での分布域が大幅に拡大し、生息数は「回復傾向」との評価を発表した。下草を食べるシカの捕獲が進み、林業で一斉に伐採する「皆伐」を控えたことで、森林の環境が改善したためだとみている。

 同省対馬自然保護官事務所によると、対馬を105地域に分け、自動カメラによる撮影やふんなどの痕跡から分析。63地域の北部「上島」の推定個体数は「約90匹または約100匹」で、15~19年度の前回調査と同じだった。42地域の南部「下島」では、推定生息面積が73・4平方キロから175・1平方キロに広がった。

最新記事
予算案に無所属3人賛成意向、成立の公算大
「はま寿司」に労基署が是正勧告
横浜・戸塚、女児はねられ意識不明
香港政府、黎智英氏の財産没収を申し立て
違いを力に、ブルーの光