53年ぶりに有人月周回へ

ケネディ宇宙センターから巨大ロケット「スペース・ローンチ・システム」で打ち上げられた宇宙船「オリオン」=1日、フロリダ州ケープカナベラル(ロイター=共同)

 【ケープカナベラル共同】米航空宇宙局(NASA)は1日午後6時35分(日本時間2日午前7時35分)、米国とカナダの宇宙飛行士、計4人が乗った宇宙船「オリオン」を、南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから巨大ロケット「スペース・ローンチ・システム」で打ち上げた。米主導の国際月探査「アルテミス計画」の一環で、アポロ計画から53年ぶりとなる10日間の有人月周回飛行だ。

 月の裏側上空まで飛行し、1970年のアポロ13号が打ち立てた人類最遠の飛行記録(地球から約40万キロ)を塗り替える見通し。今回は月面着陸はしないが、2028年の実現を目指す。その後も月に人を送り、将来の資源採掘や火星探査を視野に入れた持続的な活動拠点を築く。日米は日本人2人を月面に送ることで合意している。

 乗組員は米国の白人男性ばかりだったアポロ計画と違い、多様性を重視した。

 宇宙船は地球を2周して機器の動作確認や軌道変更を実施、4日ほどかけ月を目指す。月の裏側全体が観察できそうだ。帰路も4日ほどを予定している。

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