日本、英国、イタリア3カ国で共同開発する次期戦闘機を巡り、カナダが日本政府に購入に向けた関心を伝えたことが分かった。オーストラリアやドイツなどほかにも関心を示している国が複数あるため、3カ国は販売先の拡大に向け、機密情報などを共有する新たな枠組みの創設を検討する。関係者が31日、明らかにした。
小泉進次郎防衛相がカナダのマクギンティ国防相と3月6日に防衛省で会談した際、次期戦闘機の開発計画に関心が示された。現時点では開発には関与しない意向という。
情報共有の枠組みは、第三国に戦闘機購入や共同開発に参画する検討材料を提供する目的で設ける。スウェーデン、ポーランド、インド、サウジアラビア、シンガポールも枠組みの対象国として候補に上がっている。
小泉氏は記者会見で「戦闘機開発は同盟国や同志国との協力を念頭に進めてきた。より良いプログラムとなるように英国、イタリアと連携していきたい」と語った。関係者によると、小泉氏が今夏にも英国を訪問し、ヒーリー国防相と第三国の参加などについて協議する案も浮上している。