31日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日続落した。原油高に伴う景気悪化を警戒した売り注文が優勢となり、終値は前日比822円13銭安の5万1063円72銭だった。3月の下落幅は7786円。SMBC日興証券によると、バブル経済期の最高値からの転落局面にあった1990年8月の5057円を抜き、月間の下げ幅で36年ぶりに過去最大を更新した。
31日は、前日の米原油先物価格が上昇したことを受け、インフレが加速して景気が下押しされるとの見方が強まり、朝方から売りが膨らんだ。下げ幅は一時1300円を超えた。
その後、トランプ米大統領がホルムズ海峡が封鎖状態のままでも軍事作戦を終了させる用意があると発言したと伝わり、米イスラエルとイランとの戦闘終結を期待した買いが入った。一時的に上昇に転じるなど、値動きが荒い展開となった。
東証株価指数(TOPIX)は44・48ポイント安の3497・86。出来高は26億4160万株だった。
中東情勢の緊張緩和は見通せず、4月も不安定な相場が続きそうだ。