防衛増税、4月1日開始

財務省=東京・霞が関

 防衛力強化の財源とするための増税が4月1日に始まり、第1陣として法人税とたばこ税が上がる。2027年には所得税の増税が控え、直接、間接的に家計に影響を与える。政府は全体で年約1兆3千億円の税収増を見込むが、日本の安全保障環境は厳しさを増しており、防衛費の増額は避けられない見通しだ。さらなる負担増も予想される。

 法人税は税額から500万円を差し引いた金額に4%を上乗せする。利益が小さい中小企業などは対象外とした。特殊要因などを除いた平年度ベースで、8690億円の税収増となる見込みだ。

 たばこ税は、加熱式たばこの税率を4月と10月の2回に分けて引き上げ、紙巻きたばことそろえる。その上でたばこ全体の税率を27年4月から計3回、1本当たり50銭ずつ引き上げる。増税額は2120億円となる。

 所得税は改正法案が3月31日に成立する見通し。27年1月から税額の1%を上乗せし、2560億円を確保。東日本大震災復興財源の「復興特別所得税」(税率2・1%)を同じ割合で引き下げるため、国民負担は当面は変わらない。

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