11年ぶり暫定予算、午後成立へ

参院予算委の集中審議が休憩に入り、委員らと言葉を交わす高市早苗首相=25日

 衆院予算委員会は30日午前、高市早苗首相と全閣僚が出席して2026年度暫定予算案に関する質疑を実施する。終了後、採決を経て衆院本会議に緊急上程される。委員会、本会議ともに与党に加え、中道改革連合など野党も賛成し、可決の見込み。直ちに参院へ送付され、同日中に審議、採決を経て成立する運びだ。暫定予算成立は11年ぶり。当初予算案の月内成立は見送りとなる。

 政府は27日、当初予算案が月内に成立しない場合の暫定予算案を閣議決定し、国会へ提出。4月1~11日の11日分で、一般会計の歳出(支出)は計8兆5641億円とした。4月から拡充される高校授業料の無償化の経費や、年金などの社会保障費を計上した。

 暫定予算の成立は安倍晋三政権下の15年以来。

 当初予算案を巡っては、参院で少数の与党は採決までの日程を強行できず、充実審議を求める野党に配慮した。衆院では与党が「数の力」を背景に審議時間を短縮。3月13日に衆院を通過したため、憲法の規定により4月11日までに参院が議決しなければ、衆院の議決が優先されて自然成立する。

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