広島市の原爆資料館は28日、核兵器の非人道性に焦点を当てた展示「ヒロシマは訴える」を新設し、記念式典を開いた。9人の被爆証言や核兵器廃絶に向けた運動を映像で紹介。来館者らは早速足を止め、被爆者の語りに聞き入っていた。
東館1階の見学順路最後のコーナーを改装した。約6分の被爆証言映像と、核兵器廃絶運動の歩みを紹介する約5分の映像を上映する。
映像で証言するのは資料館元館長の故高橋昭博さんや森下弘さん(95)、八幡照子さん(88)ら被爆者。高橋さんは当時を再現した絵を見せ、眼球が飛び出し皮膚が剥がれ落ちた人々がさまよう「生き地獄」の惨状を伝える。