資源エネルギー庁は27日、北九州市若松区の白島国家石油備蓄基地で、元売り会社への原油引き渡し作業を報道陣に公開した。イラン攻撃による原油の供給不安を受け、政府は26日から順次、全国11カ所で国家備蓄の放出を進めている。
白島基地での放出は27日午後3時35分ごろ開始。接岸した元売り会社の大型タンカーに配管を通し、基地内の貯蔵タンクから原油を注入した。
エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)によると、白島基地は1996年に完成した。最大約560万キロリットルを備蓄でき、一連の放出で4月末までに計約180万キロリットルを引き渡す予定。