教員が女子児童らを盗撮し交流サイト(SNS)のグループチャットで画像を共有したとされる事件で、女児3人の下着を盗撮し共有したなどとして、性的姿態撮影処罰法違反の罪に問われた神奈川県葉山町立中の元教員石川勝也被告(28)の論告求刑公判が26日、名古屋地裁で開かれた。検察側は懲役3年6月を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は4月14日。
女児の母親らは意見陳述で、娘たちは被害を知らないと述べた。ある母親は「メンバーが(動画を)どれぐらいの人に広げたか分からず、恐怖を一生背負っていかなければならない」と訴えた。別の母親は「学校が一瞬にして信用できなくなった」と涙声で話し、いずれも実刑判決を求めた。
検察側は論告で、性的興奮を高めるため、盗撮した児童の顔写真もグループに送っていたと指摘した。弁護側は「グループで主導的立場ではなかった」とした。
起訴状によると、2024年7~12月、神奈川県内の小学校の教室で、女児3人の下着を携帯電話で撮影し、動画や画像を共有したなどとしている。