太平洋戦争末期の沖縄戦で、沖縄県の慶良間諸島に米軍が上陸し、地上戦が始まってから26日で81年となった。座間味島では、旧日本軍の強制や誘導の下、家族で殺し合う「集団自決」が起き、234人が死亡した。住民らは島の慰霊塔を訪れ、鎮魂と恒久平和を祈った。
晴れ渡る空の下、山の中腹にある「平和之塔」前で、集団自決により姉ら6人を亡くした那覇市の元教員宮平達彦さん(73)は手を合わせた。「戦はどんな理由でも正当化できるものではない」と強調した。
親族の男性を失った島内の民宿経営宮平みちよさん(70)は「今は世界的に紛争が多い。早く平和になってほしい」と願った。