歌舞伎俳優の八代目尾上菊五郎さん(48)が大名跡襲名から1年を前に、東京都内の日本外国特派員協会で26日、記者会見し「名前を受け継ぐということは歴代の魂と責任を背負うということ。過去から頂いたものを現代に生かし、後世に伝えるのが役割」と重責と向き合う思いを語った。
菊五郎という名前の大きさを「エベレストのよう」と例え、芸や精神は変えてはいけないと話す一方、現代の観客に伝えるために「表現方法は、いくらでも変えられる可能性はある」と述べた。今後もゲームやアニメを題材にした新作歌舞伎に取り組む意欲を見せた。
記者会見には、昨年4月に親子で同時襲名した長男の六代目尾上菊之助さん(12)も参加した。