保育士として働いていた福岡県田川市の保育園で昨年、園児9人を殴ったり蹴ったりしたとして、暴行罪に問われた元職員中村麗奈被告(25)に、福岡地裁田川支部は26日、拘禁刑2年、執行猶予4年(求刑拘禁刑2年)の判決を言い渡した。「本来は信頼できるはずの先生から暴力を受け身体的、精神的な痛みは軽視できない」と指摘した。
中山知裁判官は判決理由で、抵抗する力や被害を適切に伝える力が十分にない園児に何度も暴力を振るい悪質だと述べた。一方で解雇されて反省の態度も示し、社会内で立ち直りの機会を与えるのが相当と判断した。
判決によると、昨年7~8月、9人をたたく、投げ飛ばす、口に白米を箸で詰め込むといった暴行を繰り返した。