2021年に北海道美瑛町でモーターグライダーが墜落し、乗っていた60代男性2人が死亡した事故で、運輸安全委員会は26日、調査報告書を公表した。離陸直後にエンジン出力が低下したのに、旋回を続けて失速した可能性があるとした。
報告書によると、事故は21年10月12日に発生。美瑛滑空場を離陸後にエンジン音が消え、高度約100メートルで機体がスピンして急降下し、近くの川に墜落した。
安全委は、出力が低下したにもかかわらず、機首を下げずに旋回を続けたことで急失速してスピンしたと推定した。エンジン故障時は、速やかに機首を下げて速度を維持し、旋回を最小限にする必要があるとしている。