滋賀県日野町で1984年、酒店経営の女性=当時(69)=が殺害され手提げ金庫が奪われた「日野町事件」の再審公判に向けた裁判官、検察側、弁護側による第1回3者協議が25日、大津地裁で開かれ、検察側は有罪立証するかどうか方針を示さなかった。協議は非公開で、終了後に弁護団が明らかにした。
今年2月に再審開始が決まり無罪の公算が大きいが、検察側が有罪立証をするかどうかが焦点となっている。
事件では酒店の常連客だった阪原弘さんが任意同行後の取り調べで「自白」に追い込まれ、強盗殺人罪で起訴された。公判では一貫して無実を訴えたが、無期懲役が確定。2001年に再審請求したが、11年3月に病死した。