千葉県の第三セクターいすみ鉄道(同県大多喜町)は25日、2024年の脱線事故後に運休が続く大多喜―上総中野(約10・8キロ)の復旧費が最大約10億円になるとの試算を公表した。先行して復旧工事が進む大原―大多喜(約15・8キロ)との総額は約20億円に上る。同社は株主の県や沿線2市2町に試算を示し、今後の対応について協議を申し入れた。
同社によると、民間のコンサルティング会社に調査を委託し、新たに3千本超の枕木交換が必要と判断。安全運行に必要な維持管理費は、27年4月から10年で約50億円とした。
小高哲也経営企画部長は「元に戻したいが大きな金額。協議し進めたい」と述べた。