中東情勢で交通燃料不足

21日、ミャンマー第2の都市マンダレーのガソリンスタンドで給油を待つ市民(共同)

 【ヤンゴン共同】イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖を受け、軍事政権下のミャンマーで燃料不足に伴う交通の混乱が起きている。ガソリンやディーゼル燃料のほぼ全量を輸入に頼る軍政は自動車の利用を制限。航空各社にも欠航便が出る中、国軍は抵抗勢力への空爆を続けている。4月に新たな親軍政権が誕生する見込みだが、市民の反発は高まる一方だ。

 軍政は3月上旬から中東情勢の悪化を受け、自動車の使用を隔日制に制限。2次元コードを用いた給油制限も導入したが、手続きの複雑さやシステムの不具合で混雑が悪化した。乗用車なら隔日15リットルずつ給油可能だが、今後は排気量に応じた量で週最大2回までにするとしており、混乱はさらに広がりそうだ。

 主要都市のガソリンスタンドでは連日給油待ちの行列が発生。ヤンゴンの男性は「2時間以上並んだが売り切れて給油できなかった」と話した。

 ミャンマー国際航空は国内線のほぼ全便の運航を中止。他の航空会社も大幅な減便を強いられており、長距離バスの運賃が倍近くまで急騰している。

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