国宝・彦根城(滋賀県彦根市)の世界文化遺産登録を目指す超党派の議員連盟が23日、国会内で設立総会を開いた。議連には与野党から約50人が参加。2028年に登録を実現するための取り組み強化を政府に求めるほか、機運醸成を進めることも確認した。
彦根城は将来の登録候補として1992年、暫定リストに記載された。24年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関による「事前評価」で、役割や価値の説明がさらに必要と指摘され、国の文化審議会は昨年8月、推薦候補への選定を見送った。
議連会長に就いた上野賢一郎厚生労働相(衆院滋賀2区)は「彦根城は歴史も素晴らしいが、江戸時代の平和な社会も支えた」と強調した。