島しょ防衛に海自新部隊を設置

自衛隊の今春の主な部隊改編

 自衛隊は23日に大規模な組織改編を実施する。海上自衛隊は護衛艦や機雷処理の掃海部隊などを束ねる「水上艦隊」を設け、その下に「水陸両用戦機雷戦群」を新設。この部隊は掃海艇や輸送艦などが入り、長崎県佐世保市に司令部を置く。同じ佐世保市にある陸上自衛隊の離島防衛専門部隊「水陸機動団」と連携し、中国を念頭に南西諸島の防衛力を強化する狙い。

 航空自衛隊は、2026年度末の「航空宇宙自衛隊」への改称に向けたステップとして、宇宙専門部隊の人員規模を大幅に拡充する。

 防衛省によると、海自では「護衛艦隊」と「掃海隊群」を廃止し、水上艦隊に再編し、一元的な指揮を図る。警戒監視活動が増大し、艦艇や乗員が逼迫する実情を踏まえたとしている。

 空自は、宇宙空間の監視を担う「宇宙作戦群」を「宇宙作戦団」に格上げし、約310人から約670人に倍増する。26年度中に「宇宙作戦集団」へとさらに格上げし、約880人規模となる。

 情報空間の工作などで社会や政治の混乱を引き起こす「認知戦」への対処が目的の部隊も発足する。

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