大阪と世界遺産・高野山の麓を結ぶ南海電鉄高野線の一部を走る観光列車「天空」が20日、定期運行を終えた。和歌山県高野町の極楽橋駅で式典が開かれ、多くの利用客や鉄道ファンらが別れを惜しみながらラストランを見守った。4月24日から新たな列車「GRAN(グラン)天空」の運行が始まる。
橋本―極楽橋間を走る天空は2両編成で計76席。2009年7月の定期運行開始以来約44万人を運び、山あいの風景を見渡すことができる窓側に向いた座席や展望デッキが人気を博した。今後は団体専用列車として不定期で運行される。
式典では南海電鉄の吉田実部長が「17年間、支えてくださった全てのお客さまや沿線地域の方々に感謝します」とあいさつ。