柏崎刈羽、22日にも発電再開

東京電力柏崎刈羽原発6号機の破損した部品「接地導体」=15日、新潟県(東電提供)

 東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で漏電を知らせる警報が作動して発送電を停止させた問題で、東電は19日、原子炉を停止させずに復旧作業を行うと発表した。破損した部品「接地導体」を21日までに交換し、22日にも発送電を再開する。記者会見した同原発の菊川浩ユニット所長は営業運転開始について「順調なら4月のどこかになる」との見通しを示した。

 東電によると、接地導体は1996年の運転開始当初から使われており、破損は発電機の振動で金属疲労が蓄積したことが原因だった。破損箇所は厚さ1センチ。断面は古い部分と新しい部分があり、定期検査入りした2012年3月までの運転で亀裂ができ、今回の運転で破断に至ったとみられる。

 振動が増大する共振が起こらないよう、新たに取り付ける接地導体の長さを現行の60センチから25センチに変更する。

 6号機はフル出力で試運転中だった今月12日、発電機から電気が地面にわずかに漏れているとの警報が作動。原因調査のため14日に発送電を止め、18日に開始予定だった営業運転を延期した。

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