仏、紛争下で艦船派遣否定

フランスの国防会議に出席するマクロン大統領(右)ら=17日、パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は17日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を巡り、激しい紛争が続く状況では安全確保に向けた作戦への参加はあり得ないと述べ、現状での艦船派遣を否定した。状況が落ち着けば船舶の護衛に参加する可能性があるとも述べた。

 トランプ米大統領は14日、交流サイト(SNS)で日中韓英仏を名指しして艦船派遣を要求したが、フランスは公式に反応していなかった。欧州主要国では英国やドイツも派遣に消極的な姿勢を示している。

 マクロン氏は大統領府での国防会議の冒頭で「われわれは紛争の当事者ではないため、現状でホルムズ海峡の開放に向けた作戦に参加することはない」と述べ、トランプ氏の要求を退けた。その上で「激しい爆撃が収まれば、他国と共にタンカーやコンテナ船への護衛に責任を担う用意がある」と付け加えた。

 先進7カ国(G7)議長国フランスの大統領府は11日、オンライン形式で開いたG7首脳会議で、安全に関する条件が整った際に中東地域で船舶護衛の可能性を検討することで合意したとの声明を出していた。

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