中部電力が浜岡原発(静岡県御前崎市)の耐震設計に関わるデータを不正操作した問題を巡り、同社の豊田哲也原子力本部長らは16日、御前崎市議会の原子力対策特別委員会に出席し、同社本店(名古屋市)に拠点を置く原子力本部の市内移転について「引き続き検討する」と述べた。不正発覚後の1月、厳格な監督体制のため市議会が求めていた。
中部電担当者は、第三者委員会が問題を調査中で、その結果を踏まえた対応が必要だと説明。委員からは「真剣に進めようとする意気込みが全く感じられない」などの批判の声が上がった。
また、中部電は要望を受けて2月中旬から住民説明会を8回実施し、計356人が参加したことも報告した。