【ロサンゼルス共同】第98回米アカデミー賞の発表・授賞式を前に、メーキャップ&ヘアスタイリング賞の候補者によるシンポジウムが14日(日本時間15日)、米ロサンゼルスで開かれ、映画「国宝」のスタッフが登壇した。
登壇したのは、ヘアメークの豊川京子さんと歌舞伎メークの日比野直美さん、舞台床山の西松忠さん。日比野さんは「(一般の)俳優さんが歌舞伎役者に見えるように、私たちの力でなんとかしなきゃと思った」と述懐。西松さんは「かつらを結う修業はつらかったけれど、映画の成功で日の目を見た気がする」と笑顔を見せた。
同賞には5作品がノミネートされ、米映画「スマッシング・マシーン」で特殊メークを手がけた京都市出身のカズ・ヒロさんも参加した。
この日は在ロサンゼルス日本総領事公邸でレセプションが開かれ、李相日監督と、歌舞伎指導などで作品に携わった中村鴈治郎さんも参加。豊川さんが「(授賞式まで)連れてきてくれた『国宝』に感謝したい」とあいさつすると、参加者から拍手が送られた。