イラン新指導者、徹底抗戦

イランのモジタバ・ハメネイ師(ゲッティ=共同)

 【イスタンブール共同】米国とイスラエルの攻撃を受けるイランの新しい最高指導者に選出されたモジタバ・ハメネイ師(56)が12日、選出後初めて声明を公表した。「近隣諸国にある米国の基地を攻撃する」と述べ、徹底抗戦の方針を強調。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡について「戦争での圧力手段として使う」と述べ、封鎖を継続する考えを示した。反米強硬路線を鮮明にし、米イスラエルとの交戦が激化する恐れがある。

 殺害された死者の「あだを討つ」とも主張。攻撃で多数の子どもらが死亡した小学校への攻撃について「必ず報復する」と訴えた。攻撃の損害には「賠償を求める」とも強調した。米国とイスラエルを念頭に「敵が経験したことがない新たな戦線を開くことを検討している」と述べた。

 米軍駐留基地を持つ周辺国には「早期閉鎖を勧告する。米国が安全を担保するとの主張はうそに過ぎない」と呼びかけた。中東の親イランのネットワーク「抵抗の枢軸」は「最良の友人」とし、結束を強め「シオニスト(イスラエル)を排除する道を築く」と述べた。

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