日本ガイシは、4月1日に社名を「NGK」に変更する。社名は祖業の電力設備向け絶縁体「がいし」製造に由来するが、売上高全体に占めるがいしの割合が1割未満に低下し、中核が自動車の排ガス浄化向けや半導体製造装置向けなどのセラミック製品になったのを考慮した。事業構成を転換する姿勢を示す狙いもある。
NGKは「NIPPON GAISHI KAISHA」の頭文字で、社名の英語表記に使うグループのブランド。日本語社名と統一し、国内外で認知度向上を目指す。
命名権を持つ名古屋市総合体育館の愛称も4月1日に「日本ガイシスポーツプラザ」から「NGKスポーツプラザ」に変更する。
日本ガイシは、脱炭素とデジタルの2分野の売上高比率を2021年の3割から50年に8割へ高める目標を掲げる。二酸化炭素(CO2)の回収装置の実証実験を進め、半導体製造装置向け部材の事業拡大にも取り組む。
日本ガイシは、1919年に日本陶器(現ノリタケ)のがいし部門が独立して誕生し、25年3月期の連結売上高は6195億円。