【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しの終値は前日比3・80ドル高の1バレル=87・25ドルだった。イランの交戦を受けた供給途絶や混乱長期化への警戒感が強まった。11日夜には一時95ドルを超えて上昇した。
日米欧など国際エネルギー機関(IEA)の加盟国が過去最大規模の石油備蓄の協調放出を決めたことで相場が下落に転じる場面もあったものの、供給不足を埋められないとの見方から相場への影響は限られた。
複数の米主要メディアが10日、イランがホルムズ海峡に機雷の敷設を始めたと報道。また、イラン革命防衛隊の報道官が「1バレル=200ドルまでの上昇を覚悟しろ」と述べたと伝わったことで、供給への不安が強まった。