農林水産省は11日、2026年産の主食用米について、1月末時点での作付け意向調査結果を発表した。全国合計の作付面積は前年実績比で6千ヘクタール減の136万1千ヘクタールと、コメの価格高騰を受けて大幅な増産となった前年とほぼ同じ規模になる見通し。作柄が平均的な場合の生産量は732万トンとなり、政府が想定する最大需要711万トンを上回る。
農家の生産意欲の高さが改めて浮き彫りになった形となる。ただ直近の価格は下落傾向にあり、実際の作付面積は減少する可能性がある。25年に作付けがなかった備蓄米の生産意向は1万4千ヘクタール(8万トン)。25年産の主食用米の生産量は746万8千トンだった。
都道府県別では、前年実績よりも作付面積を減らすと答えたのは、宮城、山形、福島、新潟、三重の5県。青森、岐阜、滋賀、山口の4県は拡大すると回答した。残りの38都道府県は前年並みとした。
26年1月のコメの民間在庫は25年1月と比べて92万トン増の321万トンまで膨らんでいる。コメは需給が価格を左右しやすい。