厚生労働省は11日、国家試験に合格しなくても介護福祉士の資格で働ける特例的な経過措置を5年間延長する方針を明らかにした。現在は2026年度までに専門学校など養成施設を卒業した人が対象だが、31年度の卒業生までとする。延長は2度目。人手不足が深刻化する中、試験合格が難しい外国人留学生らも働きやすくする狙い。
自民党の部会で示した。与党との調整を経て、今国会に関連法改正案の提出を目指す。厚労省によると、経過措置の登録者は25年4月時点で5774人。うち5103人が外国人だった。
国家資格の介護福祉士の取得には本来、試験合格が必要。経過措置では不合格や未受験でも養成施設の卒業後5年間は介護福祉士として働ける。