11日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続伸した。前日終値からの上げ幅は一時1300円を超え、節目の5万5000円を回復した。中東情勢の混乱が収束するとの期待が高まり、米国で原油先物価格が大きく下落したことが追い風となった。
午前終値は前日終値比1139円36銭高の5万5387円75銭。東証株価指数(TOPIX)は63・07ポイント高の3727・35。
トランプ米大統領がイランとの交戦が近く終わるとの認識を示したことが引き続き材料視された。ニューヨーク原油先物相場では原油供給への懸念が後退し、指標の米国産標準油種(WTI)が急落。一時1バレル=76ドル台まで値下がりした。インフレによる景気悪化への警戒感が和らぎ、東京市場はほぼ全面高の展開となった。
前日の米IT大手オラクルの好決算を受け、人工知能(AI)市場が拡大しているとの見方から関連銘柄が買われた。株価水準の高いソフトバンクグループや半導体検査装置大手アドバンテストなどの上昇が目立った。