米海軍、ホルムズ海峡護衛拒否か

ホルムズ海峡の航行が困難になっていることを受け、オマーン沖に停泊するタンカー=10日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】ロイター通信は10日、ホルムズ海峡の通航を可能にするため海運業界が要請している船舶への護衛について、米海軍が拒否していると報じた。連日要請を受けているものの「現時点では攻撃を受けるリスクが極めて高い」と判断しているという。

 トランプ米大統領は護衛に前向きな姿勢を示しているが、ロイターは中東地域の原油輸出の混乱が今後も続くことを示すものだと指摘した。

 海軍は、海運、エネルギー業界の関係者との会合で、当面の間は護衛できないと伝えている。10日には「攻撃を受けるリスクが小さくなって初めて実施できる」との見解を示したという。

 ホルムズ海峡は原油や天然ガスなどエネルギー輸送の要衝。米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けて、イランが事実上封鎖し、世界のエネルギー供給が大きく混乱する要因となっている。

 ロイターは、イランによるドローン攻撃の可能性などを挙げて「米国でも国際有志連合でもホルムズ海峡の安全を確保することは困難だ」とする専門家の見方を伝えた。

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