後継巡り中国が「悪意ある政策」

 【ニューデリー共同】インド北部ダラムサラに拠点を置くチベット亡命政府は10日、中国がチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(90)の後継を巡り「悪意ある政策」を進めていると非難し「このような企ては誰にも受け入れられない」とする声明を発表した。

 中国はダライ・ラマに次ぐ宗教的権威を持つとされる指導者の後継を独自に選ぶなどし、後継者問題に介入している。亡命政府は中国が「演出された会合や台本通りの演説を通じ、任命した後継者を利用している」と批判した。

 ダライ・ラマは昨年7月、後継者について自身の死去後に生まれ変わりを探す「輪廻転生」制度を継続すると発表した。中国外務省は、中国政府の承認が必要だとの立場を示した。

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