徳島市のマンション一室で2024年、住人の知人男性=当時(76)=を暴行し死亡させたとして傷害致死罪に問われた無職野崎貴広被告(38)の裁判員裁判で徳島地裁は10日、求刑通り懲役9年の判決を言い渡した。
公判で弁護側は、暴行を認める直接の証拠はないとして無罪を主張。しかし沖敦子裁判長は判決理由で、男性が交番にした被害申告の信ぴょう性を認定。被告も金づちで殴るなどした犯行を知人に告白しており、傷の状況などと整合するため被告が暴行をしたと認めた。高齢男性への執拗な犯行で悪質性は高いとした。