【パリ共同】サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコのナセル最高経営責任者(CEO)は10日の決算説明会で、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖が続けば「世界の石油市場に壊滅的な結果をもたらすだろう」と警告した。ロイター通信が報じた。
ナセル氏は「過去にも混乱はあったが、今回は中東の石油・ガス産業にとって最大の危機だ」と述べた。世界経済への悪影響に懸念を示し、ホルムズ海峡を通じた輸送再開の重要性を訴えた。
10日発表した2025年12月期決算は、純利益が前期比11・6%減の928億1100万ドル(約14兆6千億円)だった。原油価格が前期に比べて低い水準で推移したことが響いた。