対イラン作戦「終結近い」

9日、米フロリダ州での記者会見で話すトランプ大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は9日、南部フロリダ州で記者会見し、イランで続ける軍事作戦について「終結が近い」と語った。攻撃開始から9日で10日目となる中、長期化を否定し、原油価格高騰や米軍の犠牲者増加に対する不安の払拭を図った。終結の時期は「すぐだ」としたが、具体的には明言しなかった。

 2月28日の対イラン作戦開始後、正式な記者会見を開くのは初めて。米国とイスラエルの攻撃で殺害したイラン最高指導者ハメネイ師の後継者に次男モジタバ・ハメネイ師が選出されたことを「失望した。同じ問題が繰り返される」と批判した。モジタバ師は反米強硬路線を継承するとみられている。

 トランプ氏はイランが封鎖するエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を巡り、多数の米艦艇を配置して機雷探知を実施しており「安全な状態が維持される」と主張。海峡周辺でイランや親イラン組織の脅威を排除できれば、石油やガス供給は劇的に安定し、米国内での価格も下がると訴えた。

 原油価格の上昇は「予想していたほど大きくない」と話した。

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