独自の発想で制作したアプリやゲーム、装置などの出来栄えを競う「全国選抜小学生プログラミング大会」の2025年度大会が8日、品川インターシティホール(東京)で開かれた。グランプリの文部科学大臣賞に岡山県代表の岡山市立江西小6年の山下桃子さんが選ばれた。
山下さんは、庭先のカエルや夜空の花火といった季節の音を人工知能(AI)で検知し、振動や文字として、ろう者に通知する装置を開発。専門家へのヒアリングや展示会でのアンケートなどを重ね、プログラムを組み上げた。音が鳴ったときの、その環境の雰囲気や季節感を共有できればとの思いを込めており、「共感で心の壁を越えたい」と話した。
審査員長の平井聡一郎・未来教育デザイン代表社員は「デジタルとアナログの両方の良さを生かしたもので、日本の進むべき姿と重なる素晴らしい作品だ」と評価した。
準グランプリは福島県代表の私立郡山ザベリオ学園小6年の結城希和子さんが受賞した。あいおいニッセイ同和損保賞は愛知県代表の豊田市立山之手小6年の中田遥人さん。