東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で別の自治体に逃れた広域避難者への調査で、現在の暮らし向きについて回答した434人の半数超が「大変苦しい」「やや苦しい」としていたことが分かった。立命館大災害危機レジリエンス研究センターが、中間報告として5日までに公表した。
調査は昨年10月~今年2月、自治体や支援団体を通じてウェブや郵送で実施し、全体の回答者は482人。震災前の居住地は15都県で、回答者の7割超が福島県だった。
暮らし向きは「大変苦しい」が15・7%、「やや苦しい」が35・5%、「普通」が38・7%、「ややゆとりがある」が8・3%、「大変ゆとりがある」が1・8%だった。
生活再建が「とても進んでいる」や「やや進んでいる」は計282人で回答者の6割に上った一方、「あまり進んでいない」や「全く進んでいない」と答えた人が計149人いた。
「時々」と「常に」を合わせて36・4%が避難先で孤独を感じると回答。孤独を感じる人ほど生活再建が進んでいない傾向があったという。